あなたは今、中国輸入ビジネスという言葉を知り、どのようにはじめればよいか迷っているのではないでしょうか。
また、ほんとうに稼げるのか不安に思っているのではないでしょうか。
この記事では、中国輸入ビジネスとはどんなビジネスなのか、低リスク、低資金でもスタートできる方法を紹介します。
この記事をよめば、中国輸入ビジネスの全体像がわかるようになるだけでなく、少ない資金から大きくしていく方法もわかるようになります。
僕の実戦経験をもとになるべくリスクを落とした方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1.中国輸入ビジネスとは
中国輸入とは中国から安く仕入れた商品を日本で販売してその価格差を利益とするビジネスです。
いま、あなたの身の回りにあるものはどこで作られていますか?
服、サイフ、カバン、電子機器など「メイドインチャイナ」のものがほとんどだと思います。
なぜ、われわれの生活の中に中国製品がこんなにも広まっているのかというと「ずばり安い」からです。
中国は日本よりも人件費がひくいため、いろんな商品をやすく作ることができます。そして距離も近いのでやすくものを送ることができます。
いまでは、インターネットの進歩により、販売先も悩むほど多くなり、時代の流れにものっているビジネスです。
そして、中国輸入は歴史が長く、今後もなくなることのない安定したビジネスといえます。
2.中国輸入ビジネスのやり方
中国輸入のやり方はとてもシンプルで下記の流れで行っています。
①商品リサーチ
↓
②代行会社に商品を購入してもらう
↓
③日本に発送
↓
④販売開始
基本的には①~④をぐるぐるとまわしていくイメージです。
①~④を順番に解説します。
2-1.商品リサーチ
中国輸入でもっとも重要なのは「商品リサーチ」です。
ここで、よい商品をみつけることができれば売上をおおきくすることができますが、わるい商品を仕入れたときは不良在庫となることもあります。
2-2.代行業者に商品を購入してもらう
中国輸入でつかうサイトのほとんどが日本人では購入することができません。
とはいえ、中国にある「代行会社」に商品を代わりに購入してもらうことはできます。
代行会社も調べていくと何社もでてきますが、迷ったら僕もつかっている「ラクマート」がおすすめです。
・ラクマート
・手数料5%~(使うほど低くなる)
・レート+1元
・サイト内日本語対応
・日本語でチャットができる(返信は即日)
・AmazonFBA対応
2-3.日本に発送
商品が代行会社に届いたら日本へ発送の依頼します。
発送先も代行会社に伝えるだけでAmazonの倉庫や自宅など好きなところに配送することができます。
最初は仕入れ数がすくないので航空便の「EMS」という配送方法がはやくて安く日本に送ることができます。
2-4.販売開始
まずはじめるなら販売先はフリマサイトの「メルカリ」がおすすめです。
なぜなら、ユーザー数が多く「ラクマ」や「ヤフオク」よりも売れやすくさらに使いやすいからです。
・メルカリ
・会員登録、月額料金が無料
・販売手数料が一律10%
・フリマアプリユーザー数No.1
・出金まで1週間以内
・スマホだけではじめられる
3.中国輸入ビジネスのステップ
中国輸入ビジネスは資金に合わせたステップをふんでいくことが重要です。
たとえば、資金が3万円しかないのにAmazonOEMをはじめたいと思っても資金不足やリサーチスキルが足りなかったりとつまずくことが多くなります。
よって、あなたの資金状況にあわせた販売先ではじめることをおすすめします。
具体的なステップは下記の通りです。
①フリマサイトで販売する
↓
②ヤフーショッピングやAmazonなど大手サイトで販売する
↓
③国内最大級の楽天で販売する
ステップごとに特徴と必要になる資金の目安を解説します。
3-1.フリマサイトで販売
フリマサイトとは、スマホやパソコンを使って、個人間で商品のやり取りをするサイトのことです。
たとえば、「メルカリ」「ラクマ」「ヤフオク」などです。
個人間やり取りをメインとしたサイトなので、ライバルも弱く、比較的稼ぎやすいです。
資金は3万円もあれば十分はじめることができます。
3-2.ヤフーショッピングやAmazonなど大手サイトで販売する
ヤフーショッピングやAmazonになると市場の規模がかなり大きいのでフリマサイトにくらべると大きく稼ぐことができます。
それぞれの特徴は下記の通りです。
・月額利用料4900円
・発送から問い合わせ対応までAmazonが行う
・販売手数料:8~15%
・中国人セラーが大量にいる
・アカウント停止のリスクが大きい
・月額利用料、初期費用0円
・問い合わせ対応はショップが行う
・販売手数料:3.5%~
・中国人セラーがいない
・アカウント停止の可能性が低い
つまり、Amazonは中国人セラーがわるいレビューをいれたり、アカウントの停止リスクもつきまとうので攻略するのはかなり難しい状況になっています。
ヤフーショッピングは、中国人セラーがいない環境でのびのびと販売ができて、さらにライバルが弱いです。
これから、はじめる方はヤフーショッピングを視野に入れておくとよいでしょう。
資金は30万円もあれば十分はじめることができます。
3-3.国内最大級の楽天で販売する
楽天販売は現在の中国輸入でのゴール地点です。
なぜなら、ヤフーショッピングの2倍以上のユーザーが利用していて、市場規模が圧倒的に大きいです。
しかし、楽天の出店審査は厳しいので、ヤフーショッピングやAmazonで店舗を作り上げてから挑むのが安全です。
初期費用が高いため80万円ほど準備してからがよいでしょう。
・初期費用:30万円
・月額利用料:5万円
・販売手数料:2~4.5%
・中国人セラーがいない
・アカウント停止のリスクが小さい
4.中国輸入ビジネスのメリット
中国輸入のメリットは大きく5つあるので紹介します。
・自宅で作業が完結する
・高い利益率
・少ない資金でもはじめられる
・中国語わからなくてもできる
・再現性が高い
4-1.自宅で作業が完結する
中国輸入の作業はすべてインターネットひとつで完結します。
つまり、外にでなくても、自宅で家事の合間や家族のそばにいながら作業ができます。
4-2.高い利益率
中国の物価は日本の約1/3ほどです。
日本で1000円で売っているイヤホンは中国から300円以下で仕入れることができます。
少なくとも30%以上の利益をだすことはむずかしくないです。
4-3.少ない資金でもはじめられる
工場や業者から直接商品を買うことができるので、仕入れコストを大きく下げることができます。
つまり、少ない資金から低リスクではじめることができます。
4-4.中国語わからなくてもできる
「中国語話せなくても大丈夫なの?」と聞かれることがありますが、まったく問題ありません。
代行会社のサービスの質はとてもたかく、専属の中国人スタッフが日本語で対応してくれます。
つまり、中国語のスキルは不要です。
4-5.再現性が高い
中国輸入はほかのアフィリエイトや投資などと比べて再現性が高いです。
再現性とは、誰がはじめても結果をだせるということです。
なぜなら、中国輸入は商品をあつかうビジネスであり、商品そのものに価値があるため、販売しているのが初心者だとしても、商品やページが良いものであれば関係なく売れていきます。
つまり、儲かる商品さえ見つけることができれば利益がでるので、初心者でも結果がだせるビジネスなのです。
5.中国輸入ビジネスのデメリット
中国輸入にはおおきなメリットがありますが、もちろんデメリットもあるので紹介します。
・仕入れに時間がかかる
・不良品が発生する
・輸入の時に手数料がかかる
5-1.仕入れに時間がかかる
中国輸入という名前のとおり商品を中国から送るため日本に届くまでにどうしても時間がかかります。
代行会社に商品の注文をしてから早くても1~2週間前後はかかります。
5-2.不良品が発生する
中国の仕入れサイト内のショップのなかには品質のわるい商品を販売するショップがあります。
このようなショップから仕入れをしてしまうと不良品ばかりで、販売できないこともあるのでしっかりと見わける必要があります。
こちらの記事で、信頼度の高いショップの見わけ方を紹介しているので、参考にしてください。
5-3.輸入時に手数料がかかる
中国から商品を輸入する時には、「関税」「国際送料」「代行会社の手数料」がかかります。
これらの手数料がかかったとしても十分利益をだすことができるので、安心してください。
関税は商品代金15%ほど覚えておくとよいでしょう。
アリババでかかる送料を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
関税についてもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
6.3万円から中国輸入ビジネスを実践紹介
お金がないけど中国輸入をはじめてまずは資金を作りたいと思っている方は、手堅く稼げるメルカリ転売からスタートすることをおすすめします。
そして、リスクの少ないiPhoneケースの販売は中国輸入をはじめたての僕もやっていた方法です。
なぜなら、下記の理由があるからです。
①iPhoneケースは小さいため送料がやすい
②iPhone利用者がおおく市場規模がおおきい
③仕入れ価格がやすい
今からでも十分稼ぐことができるので、やり方を紹介します。
6-1.商品リサーチ
まずは、商品リサーチからはじめます。
はじめにメルカリを開いて「iPhoneケース」と検索しましょう。
できたら、左の検索欄から「新品、未使用」「売り切れ」にチェックをいれて「完了」を押します。
すると、「新品、未使用」「売り切れ」の商品だけが表示されるので、1000円以上の中国輸入商品をさがします。
下記の手帳型のケースは1980円でも売れていて、さらにデザインがシンプルなので男女ともターゲットにできます。
この画像を保存して「アリババ」で画像検索してみましょう。
すると、同じ商品がありました。1個14元なので、日本円で200円ほど仕入れができます。
代行会社に購入してもらうときには、商品ページのURLが必要なので、保存しましょう。
【商品リサーチのポイント】
・1000円以上で売れているものを探す
・男女ともにターゲットになる
・セットで売れそうなペアデザイン
・仕入れ価格がやすいもの(16元以下)
・コピー品に気をつける
こちらではメルカリで売れ筋商品リサーチの方法をしましたが、まだまだ売れ筋商品を見つけるリサーチ方法があります。
商品リサーチのやり方についてもっと詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
また、アリババは会員登録をしないと使うことができません。
まだ会員登録をしていない方はこちらの記事を参考に登録しましょう。
6-2.代行会社に注文
さきほどの商品のURLを代行会社に伝えます。
代行会社によって使い方はさまざまですが、基本的にはサイズとカラーを何点にするかをしっかりと決めておけば問題なく注文ができます。
ちなみに商品をカートに入れると合計金額は12,052円になりました。
注文条件は下記を参考にしてください。
はじめは3個ほどにしておくと安全です。
【条件】
・カラーは定番色(ブラック、ブラウン、ダークブラウン)
・サイズ(6/6s、7/8、7Plus/8plus、X/XS、XR、11、12/12pro)
・注文数は各3個ずつ
6-3.国際発送
注文後、5日以内に代行会社に商品がとどきます。
商品が揃い次第、国際発送をしていきましょう。
上記の条件ならおおよそ2kgの重さなので、2000~3000円で送ることができます。
つまり、商品代金もあわせて15,000円以内で日本へ送ることができます。
6-4.メルカリで出品
商品が手元にとどいたら次は、出品です。
商品ページの文章次第で売れ行きが左右されるので参考までにテンプレートをのせておきます。
商品にあわせて書きかえてつかってください。
ご覧いただきましてありがとうございます。
在庫確認は対応機種の下をご覧ください。
売り切れと書いていなければ在庫あります。
新品未使用!
2つセットなら合計-100円
【カラー】
・ブラック
・ブラウン
・ダークブラウン
【対応機種】
・iPhone6/6s
・iPhone7/8
・iPhone7/8plus
・iPhoneX/XS
・iPhoneXR
・iPhone11
・iPhone12/12pro
※カメラの位置はそれぞれの機種に対応しています!
快い取引を心掛けますのでよろしくお願い致します。
この商品は、1,980円で売られていましたが、すこし値段を落とすとさらに売れやすくなります。
たとえば、値段をさげて1600円で出品したとしても10個売れれば元が取れます。
すべて売れれば72,000円の利益がでるので、それをまた商品仕入れにつかって商品数を増やしていくという流れです。
ちなみに、安いものは100円から仕入れができて1500円でも売れるので、利益率70%以上をだすことができます。この値は、中国輸入の中でもかなりよい利益率です。
参考までに販売した実績画像ものせておきます。
ちなみに、一番下の商品は100円以下で仕入れができる商品です。
7.よくある質問
7-1.中国輸入ビジネスは儲からないのか
結論を先にお伝えすると儲かります。
なぜなら、中国輸入ビジネスは利益率がたかく再現性が高いという大きなメリットがあるからです。
下記は業界別に利益率をランキングにしているものです。
1位のソフトウェア業界ですら、20.1%ですから中国輸入の30%越えがずば抜けていることがわかります。
出展:業界動向
さらに、商品そのものに価値があるため、初心者であっても売れるという再現性の高さが中国輸入ビジネスでうまくいくことを後押しする大きな理由です。
7-2.主婦でもできますか
中国輸入ビジネスは主婦でもできます。
中国輸入ビジネスは単価がやすく仕入れられる数も多いので、主婦目線でよい商品を見わけられます。
たとえば、100円以下で仕入れができる単価の低いものを扱ってみたり、発送などもサラリーマンよりも早く対応ができたりと、メリットとなることが多いです。
7-3.サラリーマンできますか
中国輸入ビジネスはサラリーマンでもできます。副業なら最高のスタートができます。
固定収入があるので、その分を商品仕入れにあてたり、いきなりヤフーショッピングやAmazonに出店して成果を上げている方が何人もいます。
たとえば、会社勤めをしながら月商100万円越えをしている方もいますし、そこまでいかなくとも会社からの給料と中国輸入のふたつの収入をあわせてのびのびと生活している人もいます。
7-4.忙しくて時間がとれない
時間があまりとれない。そんな方でも始められます。
インターネットひとつでできるので、移動中の電車の中、お昼のすきま時間などに出品すれば十分に稼ぐことができます。
そして、自分のペースで作業ができて融通が利くのが中国輸入のよいところです。
8.まとめ
・中国輸入とは中国と日本の価格差をつかったビジネス
・中国輸入リサーチはもっとも重要
・資金にあった販売先でスタートするのがおすすめ
・代行会社でまよったら「ラクマート」
・3万円からスタートできる
・メルカリは長続きしないため「ヤフーショッピング」を視野にいれる
・中国輸入はだれでもできる
いかがでしたでしょうか。
中国輸入は複雑なようにみえてやることはシンプルです。
利益率が高く、再現性も高いビジネスなので、だれでもはじめることができて手堅く結果をだすことができます。
そして、なによりもまず商品が売れるという感覚を得ることが重要です。
一度でもこのような経験をもつと「商品は売れる」と自信をもって、仕入れができるのでさらに商品が売れていくという好循環を作ることができます。
ここで、紹介した方法以上に低資金、低リスクではじめられる方法はないので、ぜひ何度もよみ返して参考にしてください。