知らなかったでは済まない!メルカリ転売で違法となった3つの事例

最近、メルカリ転売によって逮捕者がニュースに取り上げられているのを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

 

今ではメルカリを使って転売やせどりを始めている方も増えてきています。

 

しかし、中にはメルカリの規約を違反してしまったり、法律を無視してしまい、実際に逮捕されてしまった事例がでてきています。

 

今回は、知らなかったでは済まない、違法行為をして逮捕されてしまった実例を紹介し、その失敗から学ぶべきポイントを紹介します。

 

もしあなたがメルカリ転売で稼ぎたい!もしくは今現在、稼いでいるのならぜひこのページを読み込んでください。

 

メルカリで転売してはいけないものが明確にわかるようになり、事前に防ぐことができるようになります。

 

1.メルカリ転売は違法なのか?

メルカリ転売は違法なのか?

メルカリ転売自体は、違法ではありません。

 

例えば、メルカリ内で購入したものやAmazonなどで購入したものをメルカリで販売することは問題にはなりません。

 

しかし、扱う商品によっては違法となるものがあるため、そのようなものは避けなければいけません。

 

今回、紹介する事例にもありますが「現金、キャラクターグッズ、ブランド品」では逮捕者がでています。

 

これらに共通することは法律で禁止されているということです。

 

最近ではSNSやテレビで「転売=違法」というイメージが広まっていますが、メルカリの規約や法律を守ったルール内であれば問題ありません。

 

では、早速事例を見ていきましょう。

 

2.メルカリ転売で違法になった事例

 

2-1.現金出品

現金出品

出典:産経ニュース
https://www.sankei.com/affairs/news/171116/afr1711160033-n1.html

 

上記は2017年に現金を出品して逮捕された事例です。

 

今回、逮捕へとつながった理由は、現金出品が「出資法違反」にあたるからです。

 

出資法ではお金の貸し借りをする際の上限金利が定められていますが、今回の現金出品はそれを上回る金利で貸しているとみなされてしまったため、罰則対象と判断されました。

 

このように法律的にグレーなことをしてお金を稼ごうという行為は厳しく罰させられるため注意が必要です。

 

2-2.キャラクターグッズ販売

キャラクターグッズ販売

出典:産経新聞
https://www.sankei.com/affairs/news/181114/afr1811140037-n1.html

 

こちらは人気キャラクター「スヌーピー」のキャラクターグッズを販売して逮捕された事例です。

 

キャラクターグッズの転売は「商標法」の違反になります。

 

商標法とはネーミングやロゴだけでなにかを判断できるものを他人が不正に使用した場合に罰せられる法律です。

 

今回の事例は、だれが見ても漫画ピーナッツのスヌーピーであると判断することができます。

 

そして、今回は他人の商標を勝手に使用して販売していたため逮捕へと繋がりました。

 

このように自分でスタンプを作ったとしてもあきらかにスヌーピーと判断できるためNGです。

 

実は、このような商品はメルカリで大量に出回っています。

 

スヌーピーの刺繍を使ったマスク

スヌーピーの刺繍を使ったマスク

 

スヌーピーデザインのチャーム

スヌーピーデザインのチャーム

 

スヌーピーデザインのチャーム

実は、中国ではキャラクターグッズが大量に販売されていますが、すべて商標違反になるので仕入れてはいけません。

 

鬼滅の刃コスプレグッズ

鬼滅の刃コスプレグッズ

 

鬼滅の刃コスプレグッズ

中国のアリババでも同じコスプレグッズが大量に販売されています。

 

これらももちろんNGです。

 

2-3.ブランド品

ブランド品

出典:産経WEST
元記事

 

こちらは有名ブランド「ナイキ」のニセモノの帽子を所持販売していたために逮捕された実例です。

 

さらにアカウントを不正に購入していたことも発覚しています。

 

この事例もスヌーピーと同様に商標法違反が原因です。

 

実は、ブランド品も中国にはたくさん出回っているため仕入れをする際は、注意しなければなりません。

 

ヴィトンの財布

ヴィトンの財布

 

GUCCIのカバン

GUCCIのカバン

 

シャネルのカバン

シャネルのカバン

 

特に、カバンや財布などはブランド品のコピーがかなり出回っています。

 

知らずに販売した場合も商標法違反になってしまうため、ロゴがあるものには注意が必要です。

 

3.メルカリ転売で違法出品をしないためには

メルカリ転売で違法出品をしないためには

ここまで実際の事例からどのような商品を販売すると違法になってしまうか紹介してきました。

 

実は、ここで紹介した事例以外にも押さえておくべきポイントがいくつかあるので紹介します。

 

最後まで確認するだけで、今後大きなミスを未然に防ぐことができるのでぜひチェックしてください。

 

3-1.中古品の転売には古物商が必要

メルカリ転売で中古品を販売するなら「古物商」が必要です。

 

古物商とは、正式には古物商許可書の略で、中古品を販売するために必要な届け出のことです。

 

例えば、メルカリで販売されていた下記の図を見てください。

イヤホン

 

イヤホン

 

同じ商品であっても、中古品を転売する場合は、古物商が必要になります。

 

これはメルカリ内だけでなく、リサイクルショップやブックオフから中古品を仕入れた場合も同じです。

 

古物商が不要のパターンは、下記の通りなので覚えておきましょう。

 

・自分の不用品販売

・新品転売(海外輸入品を含む)

・タダで手に入れたものを転売

 

 

まだ、古物商許可書を持っていない方は最寄りの警察署で申請すると、2万円ほどで取得することができます。

 

中古品を転売をするなら必ず取得しておきましょう。

 

3-2.法律違反になるもの

海外輸入した商品を販売する時に気を付けなければいけない法律が3点あります。

 

それは「薬事法」「食品衛生法」「電気用品安全法」です。

 

薬事法の場合、サプリメント、化粧品等、顔や口にいれる可能性があるもの。

 

食品衛生法の場合、子供用のおもちゃ、歯ブラシ、食器等、口に触れる可能性があるもの。

 

電気用品安全法の場合、モバイルバッテリーやコンセント付きの電気製品などが当てはまります。

 

この3つは事故につながる可能性が非常に高く、逮捕事例も数多くあるので必ず覚えておきましょう。

 

3-3.メルカリ内での高額転売

メルカリ内での高額転売

出典:メルカリ利用規約
https://www.mercari.com/jp/tos/

 

実はメルカリ内で転売目的で商品を購入することは利用規約に違反します。

 

最近では、逮捕事例も多く出ていることからメルカリ運営のチェックも日々厳しくなっています。

 

逮捕事例はありませんが、アカウントを守るためにもメルカリの利用規約はよくチェックしておきましょう。

 

3-4.チケット転売

チケット転売

出典:ITmediaNEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/28/news120.html

 

2019年6月からチケット不正転売禁止法が施行されました。

 

日時や場所、座席が指定され、不正転売の禁止が明記されたチケットを定価以上で販売して「業」とすることを禁止しています。

 

この法律のポイントは「業」として転売をしているかということ。

 

つまり、何度も繰り返してやっていると逮捕につながるという事です。

 

実際、プロ野球のチケットを転売をして逮捕された方も、3回行っており、明らかに「業」として行っていることが逮捕の決め手になっています。

 

また、日時や場所、座席が指定されていないディズニーランドのチケットも今後厳しく取り締められる可能性があります。

 

ディズニーランドのチケット

チケット転売は一般の方からも厳しい目線でチェックされています。

 

ここから通報に繋がるケースも増えてきています。

 

ディズニーランドのチケット

 

1デーパスポートの価格は、大人8,200円、子供3,900円のため、上記の出品は定価以上で販売されています。

 

チケット転売は、一時的に大きく稼げる方法ですが、法律違反のため注意しましょう。

 

3-4.たばこ・酒

たばこ・酒

出典:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20161007/k00/00e/040/263000c

 

メルカリではたばこの出品自体が禁止されています。

 

たばこを事態を製造することも禁止されており、販売する場合は財務大臣の許可が必要になります。

 

つまり、免税店で安く買ったタバコやパチンコ屋の景品として手に入れたタバコは転売してはいけないということです。

 

また、酒の出品は可能ですが、販売するには酒類の販売業免許を申請していないと販売できません。

 

最近では、山崎やマッカランなどのウイスキーが品薄になっており、高額で取引されています。

 

国税局の取り締まりも厳しくなっていることもあり、販売する場合は、酒類の販売業許可を取得しましょう。

 

3-5.マスク転売・アルコール消毒液

マスク転売・アルコール消毒液

出典:国民生活安定緊急措置法による転売規制についてのQ&A
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/qa_tenbai_kisei.pdf

 

令和2年3月に国民生活安定緊急措置法が施行され、マスクとアルコール消毒液の転売が禁止されました。

 

またメルカリだけでなく、各プラットフォームにおいても出品制限がされておりマスク転売は日々厳しく取り締まられています。

 

マスク転売

出典:JIJI.com
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060100868&g=soc

 

6月には初の逮捕者もでています。

 

今後より一層厳しく検挙されるでしょう。

 

4.まとめ

この記事のまとめ

・現金出品はマネーロンダリングに該当

・キャラクターグッズやブランド品に注意しよう

・中古品転売には古物商が必要

・チケット転売も実は違法

・マスク、アルコール消毒液の転売は禁止されている

いかがでしたでしょうか?

 

この記事でも紹介したとおり、転売が禁止されているものは様々です。

 

転売自体は違法ではなく、正しくやっていればちゃんと稼ぐことができる副業です。

 

しかし、事例からわかったこととして皆、法律違反だと知らずに転売している方がほとんどです。

 

このように、知らなかったでは済まないことが多く、事前に知識をつけておくことが非常に重要です。

 

ここで紹介したものは代表的なものなのでぜひ、何度も読みかえして覚えておきましょう。


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